2枚組EP(日本で言うコンパクト盤)という稀な形態で発売されたUK盤「マジカル・ミステリー・ツアー」(mono MMT-1 / srereo SMMT-1)のオリジナル。 今となってはUS仕様のLPヴァージョンにその立場を奪われた悲運の名盤ですね。 さてこのマジカル、70年代…
1967年2月13日にイギリスで発売されたシングル「ストロベリーフィールズ・フォーエヴアー / ペニー・レイン」(R5570)。今ではビートルズで一番人気のある曲かもしれませんね。 人気絶頂の中で発売されたこのシングル、当時はエンゲルベルト・フンパー…
もう20年くらい前にビートルズのUKオリジナル盤EPを通信販売で購入した時に、フリップバックジャケットの裏面がおもて面と同じようにコーティングされたレコードが届いた事がありました。 60年代に発売されたビートルズのUK盤ジャケット裏面はコーティン…
一昔前、2000年頃までは、ビートルズの世界的レアアイテムといえば、このブッチャーカヴァーでした。 当時はレコード店で現物を見るのも稀で、あっても剥がし損ねのサードステイトが結構な値段で売られていました。 1995年頃からこのブッチャーカヴ…
レコードの再生において「良い音」とは、どんな音なのでしょうか? 様々なオーディオ誌、音楽雑誌などから拙者が想像してきた「良い音」、言い方を替えると「優れたオーディオセットから再生される理想的な音」のイメージは、次のようなものです。 ・まるで…
ビートルズの記念すべき初レコーディングは、1958年7月12日、クオリーメン時代、ジョン、ポール、ジョージ、コリン・ハントン、ジョン・ダフ・ロウのメンバーで録音した 「In Spite Of All The Danger / That'll Be The Day」でした。 リヴァプールの…
ビートルズのUK盤コレクションの最高峰の1つ、PLEASE PLEASE ME のGold Parlophoneレーベルのステレオ盤については、今までにもご紹介してきました。 今回は、去る1月30日に放映された「開運!何でも鑑定団」でこのレア盤が鑑定されたこともあり、再登場…
2018年に入ってまだ半月も経っていないのに、「何がもう今年の新発見じゃ!」という皆さまの声が聞こえてきそうですが、これは間違いなく「今年を代表する1枚」となるでしょう!!(ちょっと興奮気味) 「ザ・ベスト・オブ・ザ・ビートルズ」(LP:OP71…
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 昨年の「私の収穫」はビートルズのクリスマスレコードです。 UK盤の蒐集を始めてもうすぐ4030年。ビートルズ現役時代にリリースされたレコードで、も集対象から外していたのがファンクラ…
しばらくぶりに新しいレーベルを発見しました。 UK盤「ABBEY ROAD」(PCS7088)の初版のAPPLEレーベルです。 一目瞭然、なんと銀色の「Zapple」のロゴが印刷されていますね! ご存知のとおり、ZappleレーベルはAPPLE社が実験音楽と朗読用に用意したレーベル…
リンゴ・スターとその妻のバーバラ・バックが財団設立のため、自分たちの所蔵品を一括して出品したのが、2015年11月のジュリアンズ・オークションでした。 リンゴの所有するホワイトアルバム UK盤のシリアル番号1番が出品され、73万ドル(約8千万円)とい…
京都のとあるフランス料理のお店。 ここのご主人は、ビートルズの日本公演を日本武道館で実際に観た人です。 お店はビートルズが流れ、ディスプレイもビートルズがいっぱい。 ここに、近くに引っ越してきたという人が食事に来たそうです。 食事もすすみ、ビ…
ビートルズ「サージェント・ペパーズ」50周年、盛り上がっていますね。 拙ブログにお越しの方は「スーパーデラックスエディション(SDE)」を買った方がほとんどでしょう。 そのSDEのCD4の最後の収録された、ペニー・レイン (キャピトル・レコーズ・モノ…
ビートルズが8枚目のオリジナルアルバム 「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(UK:PMC7027/PCS7027)を発表して50周年を記念して、今年はこのアルバムネタで多いに盛り上がっております。10年前にも拙ブログで40周年の話題…
今回のポールの日本武道館公演について書いてみました。 どちらかというと拙者個人の日記のような内容になりますので、悪しからずご了承ください。 今までポールは2002年と2013年の2回、大阪で観ました。 2014年に日本武道館公演が実現(実際に…
ここ数年、大物アーティストの限定数量アイテムの発売で盛り上がってきたRecord Store Day(略してRSD)ですが、今回4月22日解禁のRSDも、ビートルズ関連ではポールの「FLOWERS IN THE DIRT」の再発やビートルズの「SGT.PEPPER'S~」の50周年BOXの関連…
UKのビートルズのレコードには、UK自国内用に発売されたものの他に、他国への輸出向けに発売されたタイトルがあります。 中には国内では発売されなかったカップリングのレコードがあり、また当然のことながら国内では売られていないので入手が難しく、かなり…
ジェネシス出版から発行された豪華本がやっと届きました。 こちらは限定1616冊の「コレクターズ・エディション」。 ジェネシスに直接注文し、£265+送料£50に税関で消費税が加算され、 結局シンコーの代理輸入版48000円より少し安くなった程度。 今までこ…
今までレコードコレクターズ誌や東京ビートルズファンクラブ会報などで研究成果が発表されているとおり、 「I Want To Hold Your Hand (抱きしめたい)」ステレオミックスは、63年版、65年版、66年版の3種類が存在します。 以下、レコードコレクター…
田舎に住んでいるので、近くに大きな書店やCDショップが無いという事情もあり、ビートルズ関係の本はもっぱらネットで買っています。(便利な世の中になりました) 4~5年前にビートルズのLPボックス(ステレオ盤)が出た時に、「Beat Sound Special Editi…
ご無沙汰しています。 まだビートルス道は引退していません。 最近、本筋のUKレコードレーベル蒐集は完全に頭打ちとなり、欲しいものは滅多にマーケットには現れず、出てきても満足できる状態、価格とはいかない。血気盛んな頃はそんなものでもガンガン買っ…
また新しいビートルズ研究本が出版されました。 「A Is For Apple」 An Illustrated Histry Of The Beatles' Multimadia Cooperation Vol.1 : 1966-1968 英語版なので詳しいことが分からず残念ですが、まさにAppleの歴史の決定版?? アップルアーティ…
ポール・マッカートニーの東京武道館公演、盛り上がっているようですね。 拙者は残念ながら行くことが出来ませんので、無事にチケットを購入出来た方は存分に楽しんでいただけたらと思います。 さて、今から49年前に伝説の来日公演を行ったビートルズ。こ…
昨年は、拙者が知る限り、ビートルズに関しては大きな新発見のレコードやレーベルもありませんでしたので、今日は数年前に入手したレア・レーベルをご紹介します。 「WITH THE BEATLES」stereo盤(UK:PCS3045)イエローパーロフォンのセカンドプレスであるTYPE…
また興味深い本が発売されました。 ピーター・ドゲット著 「ザ・ビートルズ 解散の真実」 2009年発刊「You Never Give Me Your Money」の翻訳本です。 500ページ以上ある分厚い本。 ビートルズの解散の原因については、古くは「ザ・ビートルズ・アン…
来月、ついにビートルズの紙ジャケCDが発売されます。皆さんは購入されるんでしょうか?? 拙者はパスの予定です。 今後ユニヴァーサル側は手を変え品を変え、ビートルズ作品を連発する事でしょう。せっかく買ったものが、数年たたず上位アイテムに凌駕さ…
もう届いてから数日経っているのですが、やっと休みの今日、開封したのですが...。 なんか、ハズレを掴まされた感じ。 BOXには空気がはいったような気泡が数か所あるし、 「HELP」は裏ジャケがずれて貼り合わされて飛び出ているし、 「RUBBER SOUL」と…
WITH THE BEATLES UK mono (PMC1206) のファーストプレスは第2面の7曲目「Money」のクレジットが「Jobet Mus.NCB」となっているレーベルであるとされています。 本日ご紹介するレーベルは、そのJobetレーベルのサブタイプ、些細な違いではありますが、今…
ミート・ザ・ビートルスBOXの特典の「抱きしめたい」プロモーションCDが当たる応募ハガキです。 応募期限が迫って来て、このハガキを出そうか、出そまいか悩んでおります。 抽選で1964名にしか当たりません。 ニュースによると、このセットの出荷…
今、マニア間で話題のThe Beatles In Monoですが、今回はプレスがドイツ、ジャケットも海外製の統一仕様になっているにも拘らず、購入先によってかなり価格が違います。 日本盤の高いことは別にして、欧州と米国、またタイトルによってもこんなバラツキがあ…