#洋楽
先日、アメリカの老舗レコード店 Rockaway Recordsから売りに出されたのが、ビートルズのホワイトアルバム(US盤)の超ロウナンバー、なんと7番(007)、8番(008)、9番(009) の3枚セット。そのお値段が25万ドルで日本円にして3750万円という超ド級の…
ジョンのベスト盤といえば昨年「レノン・レジェンド」をご紹介しましたが、今回取り上げるのは1982年発売の「ジョン・レノン・コレクション」のCDでの再発版。1993年発売の日本盤 TOCP-5923です。 日本盤CD TOCP-5923 実はこのCDの初版プレスには、…
ビートルズの1977年のアルバム「LOVE SONGS」からのシングルカットとして予定しながら発売中止なった「Girl / You're Going To Lose That Girl」(Capitol P-4506)のプロモーション盤です。よくあるカラーレコードのブートではありません。正規のアメリカ盤…
久しぶりの新発見シリーズです。 THE BEATLES のコレクターズアイテムとして言わずと知れたUS盤 YESTERDAY AND TODAY (mono;T2553、stereo;ST2553)のブッチャーカヴァー (Butcher Cover) ですが、上からトランクカヴァーを貼り付けたセカンドステイト(unpee…
拙ブログでもおなじみ、Beatles UK盤の最強ディスコグラフィーを発刊してきたAPCOR BOOKS AND RECORD社から新刊の案内がきました。 George Harrison, John Lennon, Paul McCartney, Ringo Starr On Vinyl Singles In The U.K. 今回はJohn、Paul、Gearge、Rin…
日本盤の「アビイ・ロード」のリールテープの音が素晴らしいという声は以前に聞いたことがあったのですが、レコードコレクターズ誌2019年10月号の初盤道でのアビイ・ロード特集でも評判が良かったので思いきって買ってみました。 何度かリールテープの…
これを聴かずしてビートルズを語る資格なし、とまで云われたPLEASE PLEASE ME のGold & Black レーベル(ゴールドパーロフォン)ですが、これはモノラル盤(PMC1202)のお話。これのステレオ盤(PCS3042 以下Gold Stereo盤)となると聴いた人はほとんどいな…
遅ればせながら、今年の春に発売されたビートルズUK盤の最強のレーベルガイド、「Extended Play In The U.K. - Acomplete overview of The Beatles' EPs manufactured in the U.K.」の紹介です。 Richard Noller氏によるシングル盤レーベルガイドに続く第二…
1965年12月発売、ビートルズの英国での10枚目のEP(EXTENDED PLAY)。オリジナルはジャケットのタイトルが正式で「Beatles' Million Sellers 」、レーベルのタイトルが間違いの「Beatles' Golden Discs」という不一致盤。 過去記事で書いてきたように、井…
ビートルズのUK盤シングルにはAマークデモと呼ばれる、発売前にラジオ曲やDJに配布された宣伝用のデモンストレーションレコードが存在します。Parlophoneレーベルの白地に赤(1967年以降は緑地に白)でAと印刷されていいる独自のデザインがこの名の由来…
「LENNON LEGEND - The Very Best Of John Lennon」 ジョンのベスト盤といえは1975年の「SAVED FISH」ですが、ソロの全時代をカバーするベストアルバムがCD時代になって初めて企画された本作。 一方でこれほど短期間にたくさんの種類が乱発されたCDは、すく…
1968年発売、ビートルズのUS盤ホワイトアルバム(THE BEATLES SWBO-101)にはジョージハリスンがダメ出ししたマスターを使用した”回収盤”が間違って世に出てしまった激レア盤があることが知られています。これはアンソロジー本にも書かれているような「…
UK盤と違ってUS盤や日本盤のシングル盤にはピクチュアスリーヴ(ジャケット、以下、PSと略します)が付いていました。 特にUSシングルのPSは初盤にしか付いていなくて、再発盤にはUK盤と同じように共通のカンパニースリーヴ(USはキャピトル)に差し代わりま…
昨年3月にApcor Books And Record社から発刊されたUK盤シングルのレーベルガイド本「MADE IN THE U.K. 」に続き、早くもそのEP版の発刊が決まった。「Extended Play In The U.K. – A complete overview of The Beatles’ EPs manufactured in the U.K.」 こ…
名盤の誉高いビートルズのサージェントペパーズですが、それ故に昔からさまざまな方法を駆使した特別に音の良いレコードをプレスして高音質盤として発売されてきました。そのすべてが限定盤で販売枚数、販売方法などが限定され、今となってはその希少性もあ…
ビートルズのソロ作品はコレクション対象ではないのですが、ポールは「VENUS AND MARS」までと「FLOWERS IN THE DIRT」が好きで、「BAND ON THE RUN」は何枚か持っています アナログレコードは、UKオリジナル盤のマト1とマト3。それと再発盤で発売25周年…
前回、ビートルズの新曲「Now And Then」が出る気配もない、と書いたところ、それから10日も経たず電撃発売。驚きました。その新曲と赤盤・青盤2023年盤のリリースラッシュもようやく落ち着いた感じですね。 前回の新曲「Free As A Bird」が発売されたのが…
ビートルズの新曲「Now And Then」がこの秋に発売とのアナウンスがあってから久しい。同時に赤盤・青盤のリミックス盤も噂されていたのに、10月も終わろうとしている今でもリリースの気配がありません。 前回、ビートルズの新曲が発表されたのが1995年…
先日、某レコード店のYoutubeを見ていたらTHE BEATLES(通称ホワイトアルバム)の初盤にはポートレート4枚を封入したビニール袋がついていた、という話をされていました。かれこれ30年以上UK盤を探し求めていますが、この袋は実は見たことも聞いたことも…
今日のお話はレコードの「塩ビ焼け」、いわゆる「ビニ焼け」。レコ―ド盤が白く曇ってジリジリ、ザーザーノイズが出るアレであります。これの被害にあった時のショックはレコードコレクターにとっては筆舌に尽くしがたい。これによりミント盤がVG盤に成り下が…
今年4月の「SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」の”Red Eye Cover”を紹介した記事の最後にUS盤でキャピトルレコード社の重役の顔に差し替えられた別ジャケットのことを書きましたが、自分的にはその存在に疑問を感じていたのです。 ところが、です。 最…
拙ブログのアクセス分析を見ていると、 午前3時から5時ころに急にアクセス数が増える日があります。時間的に国内というより、最近は翻訳ソフトの精度も劇的に良くなっていることもあり、どうやらヨーロッパのマニアの方にもご覧いただいているのではないか…
1月に紹介したビートルズのUK盤シングルのレーベルガイド、Richard Noller著「MADE IN THE U.K. - A Complete Overview Of The Beatles’ Singles Manufactured In The U.K.」を買いました。 シングル盤だけでこの厚さ 前宣伝の触れ込みどおりのすごい1冊。…
ビートルズのUK盤においてジャケットのヴァリエーション違いは、プリンター2社やMONO/STEREOのロゴの種類、ホワイトアルバムのシリアル番号以外にはPLEASE PLEASE MEのAngus McCbeanの右ずれジャケット、HELPやSGT.PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BANDの配色ず…
UK盤 HELPのモノラル盤(PMC1255)のジャケットのほぼ99%はは右上にミドルサイズのアウトラインで「mono」と表示されたものです。 ごく稀に1969年後半に発売された「mono表記が無いもの」もあり、このジャケットにはEMIワンマークのモノラル盤という…
1980年ころから京都近辺で中古レコード店まわりをされていた方でホットラインさんを知らない方はいないでしょう。京都市役所のそばのビルの3階にお店があり、2000年に入ってからは歩くのも難儀するほどレコードが置かれていました。 1年ほど前に行…
前回にレーベルガイドの話をしたばかりなのに、2023年に入って早々ビッグニュースが飛び込んで来ました。Beatlesの新しいUK盤のレーベルガイドが発売されます。 Richard Noller著「MADE IN THE U.K. - A Complete Overview Of The Beatles’ Singles Manu…
「ビートルズUK盤コンプリート・ガイド」の増強改訂版が出ました。2011年の初版の情報修正とそれ以降の発売分も網羅したとの触れ込み。悩んだ 末に、発売後2ヶ月経って結局買ってしまいました ビートルズのUK盤レーベルガイドがまとまった形で初めて世…
「ベスト・オブ・ザ・ビートルズ」といえば1965年に当時の東芝音楽工業でビートルズ担当だった高嶋氏が本国EMIに無断で発売しようとしてオクラ入りとなったベスト盤(OP-7177)ですね。 時はそれから20年ほど経ってビートルズのアルバムのCD化が実現、…
このブログでも以前書いたことのある、拙者の愛読書TBFC(東京ビートルズファンクラブ)会報のUK盤レーベル研究に「REVOLVEのモノラル盤ジャケットにmono表示が無いものがある」と読んだのが今から20年くらい前。その後このジャケットを探しても全く見つか…