shadow_pmcのブログ (旧 ビートルズ徒然草)

ビートルズのレコードの重箱の隅を突っつくブログです。

2008-01-01から1年間の記事一覧

こんにちは2009年、さようなら2008年

2000年秋に《21世紀版ビートルズ・ベスト 「ビートルズ1」》が発売されました。当時、東芝EMIがその宣材として配布したプロモCDが3種類。その1つがこの「ハロー・グッドバイ」。プロモならアルバム発売前に配布されるべきものなのに、このプロ…

「ビートルズの謎」

BEATLES CLUBの連載でもおなじみの中山康樹さんの新しい本「ビートルズの謎」が出ました。いきなり表紙にブッチャーカバーのレプリカらしき写真がでてきてズッコケます。今までのビートルズに関する「定説」をいろんな資料やデータから再考(妄想)していく…

ホワイト・アルバムがシングル・アルバムだったら

もうすぐ稀代の名盤「The BEATLES」(以下ホワイト・アルバム)が発売されて40年。今でこそ名盤扱いされてますが、発売当時は賛否両論あったらしく、George Martinも「水準に達していない曲も多く、1枚モノで出すべきだった(大意)」とまで公言してしま…

紙ジャケ発売記念 最強の「LED ZEPPELIN Ⅱ」は?

拙者のレッド・ツェッペリンのフェイヴァリットは「LED ZEPPELIN Ⅱ」です。ブルース色がかなり強かった1枚目「LED ZEPPELIN 」から、着実に進化した音楽、演奏を聴くことができる本作は、間違いなく彼らの最高作にして、拙者の「無人島レコード」の候補です…

忘れられないレコード屋さん その2

このレコードマップを買った1998年ころは、拙者の中古レコード屋さん廻りの絶頂期で、休みの日はもちろん、会社帰りも時間がある限り中古レコード屋さんを覘いてました。年に数度の東京出張の時は、このマップを持って行くのはあまりに重いので、渋谷、…

レコード・コレクターズ誌 ビートルズ「赤の時代」「青の時代」に物申す

先月から続きのレコードコレクターズ誌の「赤の時代のベスト50曲」「青の時代のベスト50曲」を読んでいて、久しぶりにムラムラと拙者の「指摘マン」の本能が湧き上がってきた。もちろん選曲に対してではない。一緒に掲載してある「その曲が英国で最初に…

Mini Discの音楽ソフト

音楽ソフトのフォーマットは、その時代の音響ハードウェアメーカーの思惑が垣間見れて楽しいものがあります。1992年にSONYが「Mini Disc(略してMD)」を開発・販売開始しました。これは、情報量を間引きすることで、直径6.4センチのディスクに長時間…

ブルー・トランクのブッチャーカヴァー・レプリカ

ブッチャーカヴァーのレプリカは数あれど、ペースト・オーヴァーのレプリカは初めてお目にかかった。写真ではわかりにくと思いますが、ブッチャーショットの上に貼られているのはいわゆるブルー・トランクで、糊も粘着性が弱くて簡単にベリベリ剥がせて1枚…

「Hey Jude」のDECCAコントラクトプレス SOLIDレーベル

先日、入手したのがこのDECCAプレスのSOLIDレーベル。PUSH-OUTレーベルは見慣れていますが、このSOLIDレーベルはなかなか新鮮。DECCAのSOLIDレーベルは「Hey Jude」にしか存在しないのでしょうか?他のビートルズのシングルでは見た事のないような気がします…

ついにTHE BEATLES CLUBを脱会しました。

約20年間続けてきたTHE BEATLES CLUB(旧ビートルズ・シネクラブ)を退会しました。別に経済的に困ったわけでもないのですが、最近のニュースはポールとヨーコ中心(当然なんですが)。連載も面白くなくなった。通販も商品的にも会員優待サ…

ドル安の思い出

1ドルが10年数年ぶりに100円を切ったそうです。その頃、拙者はせっせと海外通販を始めてしばらくたった頃で、イギリスとアメリカのディーラーからカタログを取り寄せ、夜中の割引時間を待ってFAXでオーダーしてました。もっともドルが安かった時は…

忘れられないレコード屋さん その1

中古レコードを買うとき、一番気を使うのが「レコードのきれいさ」ですよね。お店で買う時は、ジャケットは見ればおおよそわかるし、レコード盤は検盤さえさせてもらえば、ある程度は把握できます。昔は、エサ箱の上で自由に検盤できたのですが、だんだん厳…