1968年発売、ビートルズのUS盤ホワイトアルバム(THE BEATLES SWBO-101)にはジョージハリスンがダメ出ししたマスターを使用した”回収盤”が間違って世に出てしまった激レア盤があることが知られています。これはアンソロジー本にも書かれているような「…
UK盤と違ってUS盤や日本盤のシングル盤にはピクチュアスリーヴ(ジャケット、以下、PSと略します)が付いていました。 特にUSシングルのPSは初盤にしか付いていなくて、再発盤にはUK盤と同じように共通のカンパニースリーヴ(USはキャピトル)に差し代わりま…
昨年3月にApcor Books And Record社から発刊されたUK盤シングルのレーベルガイド本「MADE IN THE U.K. 」に続き、早くもそのEP版の発刊が決まった。「Extended Play In The U.K. – A complete overview of The Beatles’ EPs manufactured in the U.K.」 こ…
名盤の誉高いビートルズのサージェントペパーズですが、それ故に昔からさまざまな方法を駆使した特別に音の良いレコードをプレスして高音質盤として発売されてきました。そのすべてが限定盤で販売枚数、販売方法などが限定され、今となってはその希少性もあ…
ビートルズのソロ作品はコレクション対象ではないのですが、ポールは「VENUS AND MARS」までと「FLOWERS IN THE DIRT」が好きで、「BAND ON THE RUN」は何枚か持っています アナログレコードは、UKオリジナル盤のマト1とマト3。それと再発盤で発売25周年…
前回、ビートルズの新曲「Now And Then」が出る気配もない、と書いたところ、それから10日も経たず電撃発売。驚きました。その新曲と赤盤・青盤2023年盤のリリースラッシュもようやく落ち着いた感じですね。 前回の新曲「Free As A Bird」が発売されたのが…
ビートルズの新曲「Now And Then」がこの秋に発売とのアナウンスがあってから久しい。同時に赤盤・青盤のリミックス盤も噂されていたのに、10月も終わろうとしている今でもリリースの気配がありません。 前回、ビートルズの新曲が発表されたのが1995年…
先日、某レコード店のYoutubeを見ていたらTHE BEATLES(通称ホワイトアルバム)の初盤にはポートレート4枚を封入したビニール袋がついていた、という話をされていました。かれこれ30年以上UK盤を探し求めていますが、この袋は実は見たことも聞いたことも…
今日のお話はレコードの「塩ビ焼け」、いわゆる「ビニ焼け」。レコ―ド盤が白く曇ってジリジリ、ザーザーノイズが出るアレであります。これの被害にあった時のショックはレコードコレクターにとっては筆舌に尽くしがたい。これによりミント盤がVG盤に成り下が…
今年4月の「SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」の”Red Eye Cover”を紹介した記事の最後にUS盤でキャピトルレコード社の重役の顔に差し替えられた別ジャケットのことを書きましたが、自分的にはその存在に疑問を感じていたのです。 ところが、です。 最…
拙ブログのアクセス分析を見ていると、 午前3時から5時ころに急にアクセス数が増える日があります。時間的に国内というより、最近は翻訳ソフトの精度も劇的に良くなっていることもあり、どうやらヨーロッパのマニアの方にもご覧いただいているのではないか…
1月に紹介したビートルズのUK盤シングルのレーベルガイド、Richard Noller著「MADE IN THE U.K. - A Complete Overview Of The Beatles’ Singles Manufactured In The U.K.」を買いました。 シングル盤だけでこの厚さ 前宣伝の触れ込みどおりのすごい1冊。…
ビートルズのUK盤においてジャケットのヴァリエーション違いは、プリンター2社やMONO/STEREOのロゴの種類、ホワイトアルバムのシリアル番号以外にはPLEASE PLEASE MEのAngus McCbeanの右ずれジャケット、HELPやSGT.PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BANDの配色ず…
UK盤 HELPのモノラル盤(PMC1255)のジャケットのほぼ99%はは右上にミドルサイズのアウトラインで「mono」と表示されたものです。 ごく稀に1969年後半に発売された「mono表記が無いもの」もあり、このジャケットにはEMIワンマークのモノラル盤という…
1980年ころから京都近辺で中古レコード店まわりをされていた方でホットラインさんを知らない方はいないでしょう。京都市役所のそばのビルの3階にお店があり、2000年に入ってからは歩くのも難儀するほどレコードが置かれていました。 1年ほど前に行…
前回にレーベルガイドの話をしたばかりなのに、2023年に入って早々ビッグニュースが飛び込んで来ました。Beatlesの新しいUK盤のレーベルガイドが発売されます。 Richard Noller著「MADE IN THE U.K. - A Complete Overview Of The Beatles’ Singles Manu…
「ビートルズUK盤コンプリート・ガイド」の増強改訂版が出ました。2011年の初版の情報修正とそれ以降の発売分も網羅したとの触れ込み。悩んだ 末に、発売後2ヶ月経って結局買ってしまいました ビートルズのUK盤レーベルガイドがまとまった形で初めて世…
「ベスト・オブ・ザ・ビートルズ」といえば1965年に当時の東芝音楽工業でビートルズ担当だった高嶋氏が本国EMIに無断で発売しようとしてオクラ入りとなったベスト盤(OP-7177)ですね。 時はそれから20年ほど経ってビートルズのアルバムのCD化が実現、…
拙者が買った最初のREVOLVERはアメリカ盤オレンジレーベルSW-2576でした。それまでは友達のレコード(日本盤)をカセットテープに録音して聞いていました。アルバイトで貯めたお金で買うので、少しでも安い輸入盤を買ったのですが、当時はアメリカ盤は収録曲…
「ザ・ビートルズ 最後のレコーディング ー ソリッドステート(トランジスター)革命とアビイ・ロード」(著者 Kenneth Womack 日本版発売2021年)を読みました。 1969年1月のゲットバックセッションから解散まで1年半のドキュメントで、ABBEY ROADやLET IT…
このブログでも以前書いたことのある、拙者の愛読書TBFC(東京ビートルズファンクラブ)会報のUK盤レーベル研究に「REVOLVEのモノラル盤ジャケットにmono表示が無いものがある」と読んだのが今から20年くらい前。その後このジャケットを探しても全く見つか…
レーベルを集めているので同じアルバム、シングル、EPが多いものでは数十枚単位で所有しておりマザーやスタンパーの種類も多く、何らかの研究材料になりそうな気はします。 ビートルズに関して言えば、1990年頃からの「UKオリジナル盤」からいわゆる「マト1…
ビートルズの現役時代、アメリカ(US)ではキャピトルレコードがその販売力を背景にイギリス(UK)のオリジナル盤やオリジナル音源を独自の編集、マスタリングしてアメリカ仕様として発売されていたのは有名な話。 おかげでUK盤とは別ミックスの曲がたくさん…
1970年2月にビートルズの新マネージャー、アラン・クラインがAPPLE社の経済的危機回避の一策として発売したUS盤「HEY JUDE(BEATLES AGAIN)」(SW-385)にもUK盤のエクスポート仕様盤があります。 これには大きくEMIワンマークのSilver/Blackレーベル…
US(アメリカ)盤を蒐集の対象から外したのは1990年代の中頃でした。 その理由はまた別の機会に譲るとして、いちおうキャピトル以降のタイトルのモノラルとステレオは1枚ずつ揃えている程度ですが、唯一の例外がホワイトアルバムで、初盤のシリアルNo.入り…
ビートルズ通販リストを30年以上前から発行されていた名古屋のライムハウスさんから、リスト発行休止の連絡をいただいたのは3月初めの頃でした。 いまだに紙のリストの通信販売のみのビートルズ専門店は珍しく、拙者もかなり前からこのリストには大変お世…
3年ほど前にYahooブログからHatena Blogに引っ越したわけですが、昨年の秋に改めて見直したところ、文字化けやほとんどの記事で改行が見にくくなている事を発見してしまい、これらを修復すべく着手したのですが、いつものようにサボってしまい半年ほど経っ…
細々と続けているこのブログですが今年もあと1日、1年を振り返る日がやってきました。 今年もめでたく新発見のレーベルがありました。 残念ながら、いつものように拙者の手元にあるわけもなく、画像はeBayより拝借しています。 1968年8月26日、自ら…
ビートルズの現役時代、A HARD ADYS NIGHTのUK盤レーベルは黒地に黄色のPARLOPHONEロゴが特徴的なYellow&Black(Y&B)パーロフォンが中心で、1969年半ばになって下部にEMIロゴが入ったSilver&Black(S&B)パーロフォンにデザイン変更されています。 さて今年…
しばらくぶり、Hatena Blogに引っ越してから初めての投稿です。 ここ数年はビートルズ関係の、いや、他のアーティストのレコードも含めて、新発売ものではビートルズの50周年企画物ものなど本当に自分が聞きたいものしか買わないようになりました。 今年も…