最近見つけたエラーレコード２点。 まずは、「Hey Jude」。３本足のPHILIPS PRESSのエラー盤。 どうしてこのようなエラーが起こるのでしょうか？スタンパーでプレスする際に、スピンドル・ホールとセンターくり抜きは同一工程で射抜くものだと思っていました…

２０１２年にiTunes配信のみで発売されたビートルズの新しいコンピレーション盤「TOMORROW NEVER KNOWS」。そのイメージに使われていたジャケットやレコードの実物が存在していました！ これは１０００枚のみプレスされ、世界のラジオ局等に配布されたプロモ…

以前の記事で、モノラルのロゴなし、エンボスジャケットをご紹介しましたが、今回は、ステレオのロゴなし、エンボスジャケットです。 このジャケット、氷春友さんの「In My Life Blog」(http://blogs.yahoo.co.jp/epiphon2003)でもご紹介されてますような、…

久しぶりに「LIVE AT THE BBC」のＣＤを聞いていて、１枚目を聞き終わり２枚目に入ってしばらくすると、ヘンなノイズが入りだしついには音飛びでループ状態に。慌ててＣＤを取り出し、盤面をみるとこの写真のような「霜降り」状態。 わざわざ日本盤より２倍…

今日は誤植レーベルをご紹介します。 「SGT.PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND」 （stereo PCS7027） 第１面の４曲目、「ＧＥＴ Ｔ ＩＮＧ ＢＥＴＴＥＲ」が「GET I ING BETTER」となっている誤植盤です。 これは、イエローパーロフォンのステレオ盤タイプ４…

「BEATLES FOR SALE」のYellow Parlophoneステレオ盤タイプ４（THE GRAMOPHONE～リムでSOLD IN UK～無し）。 ご覧になっておわかりの様に、このレーベルはタイトル「BEATLES FOR SALE」とアーティスト名「THE BEATLES」の大きさが両面で異なります。 長年こ…

ビートルズ・レコード新発見シリーズの最終回は、実際に拙者が入手したこの１枚をご紹介します。 ＵＫシングル 「Hello, Goodbye / I Am The Walrus」 (R5655) Made In France盤 このフレンチ・プレスのシングルは、ソリッド・センターが古くから知られてお…

今回はちょっと横道にそれます。 今年はいつもよりたくさんのeBay等のオークションサイトでビートルズのＵＫシングル、ＡマークDEMO盤のフェイクを見ることができました。 この写真のように、明らかにフォントが違う場合は簡単に見分けがつきますが、フォン…

何といっても今年の最大の大発見はこれでしょう。 REVOLVER ONE EMI BOX のモノラル（PMC7009）。 あったんですねぇ～。１５年ほど前に同じくHELPのONE EMI BOX モノラルが発掘されてい以来の新レーベルでしょうか。 残念ながら、この盤は実はステレオ（マ…

今年もあと一か月を切りました。 今年は、例年になくビートルズのＵＫ盤コレクターの拙者にとって、驚くべき新発見の多い年でした。 とは言っても数枚のことですが、その道の研究が進み情報公開が盛んな昨今では、特に新しいレーベルが発見されることは本当…

以前にその存在に言及していた「WITH THE BEATLES」のモノラル（PMC1206）のスモール「mono」ロゴジャケットですが、やっと画像をご紹介できるようになりました。 このジャケットは、Garrod & Lofthouse製で、間違いなくＵＫ製の本物です。 「WITH THE BEAT…

ＵＫ回収盤、手元に来ました。 マトリクス Ａ面 BC88258-0１A１ 0174017 4 B面 BC88258-0１B１ 0174017 J n 9 i...i （「J n 9 」は非常に読みにくい） ４５回転のはずだが、音溝が極端に外周部に寄っており、変な感じ。 Ａ面は、ミスプレスのＬＰヴァージ…

いよいよビートルズのレコード・デビュー５０周年の日が近づいてきました。 これにあわせて海の向こう、本家本元のＵＫで、そのデビューシングル「Love Me DO / P.S. I Love You」（R4949）の５０周年記念盤が発売されます。写真はeBayサイトより拝借しまし…

昨日の日本経済新聞の夕刊に、ビートルズ解散後のポールとジョンのそれぞれの京都訪問の記事がでてました。 そこで思い出したのが、ジョンが１９７２年にヨーコと一緒に京都に来て、比叡山に登った時の写真が掲載されたこの雑誌。いい表情の二人が撮られてい…

なんとも仰々しいタイトルですが、何年くらい前でしょうか？ 初めて「マジカル・ミステリー・ツアー」が映像ソフトとして発売されました。ビデオソフトです。 発売元＝東映芸能ビデオ株式会社。お値段＝￥１５，８００！！ 当時はどんなビデオでもこれ位し…

「WITH THE BEATLES（ＰＭＣ1206）」のコントラクト（委託）・プレスと言えばDeccaプレス有名ですが、実はPyeプレスが存在することはあまり知られてません。 特徴は、マザーコードにＰＢと刻印されていること、エッジがナイフエッジであること（EMIは淵のあ…

今から４５年前の今日、１９６７年６月２５日。 全世界衛星生中継番組「Our World」が放映れました。 ご存知のとおり、この番組の中でビートルズの新曲「愛こそはすべて」のレコーディング風景が全世界に生中継されたわけですが、その全長版がYouTubeにアッ…

今年の３月末、中国の上海へ旅行する機会があり、現地駐在の方の案内で、市内の「バッタもんマーケット」、つまりいろんなブランドものやＣＤ・ＤＶＤの海賊版を売っているお店が集まっている地域へ行ってきました。 まず入ったのが、４階建ての商業ビルで、…

①Introducing...The Beatles Record Price Guide 以前、ご紹介した「Price Guide For The Beatles American Records / Perry Cox」(２００７年)以来のアメリカ盤プライスガイド。Ｋ．Ｏ．Ｓさんのブログにもご紹介されてましたが、拙者も遅ればせながら入手…

先日、ＵＫのディーラーからアップル・アーティストのオリジナル・シングルを買ったら、オリジナルに加えておまけにリプロのアップル黒スリーヴを付けてくれました。 このリプロを見ると、並べてみてやっと判別できるくらオリジナルそっくり。おそらく、通販…

「Darren Young / I've Just Fallen For Someone」(Parlophone 45-R 4919) 1962年発売 （Ａ面は「My Tears Will Turn To Laughter」） レーベルは別にして、このシングル盤からBeatlesを連想されたかたは、相当のマニアであるとお察しいたします。 この「Dar…

１月発行のレコードコレクターズ誌は恒例の昨年の「私の収穫」が掲載される号で、いつも楽しみにしているのですが、本日、この「私の収穫」を見ていて目が点になりました。 あるビートルズコレクターが「私の収穫」に推したのが、UK盤シングル「Please Pleas…

今年もあと数日となってしまいました。 今年は昨年から続く経済的貧窮、３月の震災以降の購買意欲の盛り下がりが原因で、拙者がコレクターを自覚した１９８５年して以来、ダントツで最低の購入枚数・金額でありました。 そんな中、最も大枚をはたいて入手し…

Spizerの 「BEATLES FOR SALE ON PARLOPHONE RECORDS」を読みふけっておりますが、読めば読むほど「凄いなぁ～」と感動しております。しかし、完全無欠と思われるこの本にも載っていない、あるいは写真を掲載できなかったアイテムはあるもので、これからは…

来る１１月２５日、海外では秋のRecord Store Dayが開催されます。有名どころのアーティストの限定アナログが発売される事でレコードマニアにはすっかり有名になりましたが、今回もDylan、Stones、Floyd等と共に久しぶりにBeatlesの限定アナログが登場。 あ…

遅ればせながら、Bruce Spizer他著 「BEATLES FOR SALE ON PARLOPHONE RECORDS」の紹介です。一部のデイーラー経由では９月に販売開始されていたのですが、ちょっとでも安く買うためにamazon.jpで注文していたところ、１０月中旬到着予定が１１月に遅れると…

ローマン体のレーベルは１９６５年のRUBBER SOULから１９６６年のOLDIESの頃に集中的に使われ、SGT. PEPPERS以降は使われなくなったと思っていましたが、なぜか１９６９年のこのONE EMI BOX タイプに突然変異的に使われたタイトルがあります。 拙者が確認で…

UK盤のstereo 「SGT. PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND」（PCS7027）のタイプ３（PARLOPHONEリムでリマークあり）は、ほとんどレーベルのヴァリエーションが無いのですが、こんな丸フォントのレーベルが存在します。 お手元の同盤や「ビートルズUK盤コンプ…

国を問わず、BEATLESのレーベルやジャケットに表示されている曲目や作者の表示が間違って印刷されているミススペル（誤植）盤はたくさんあります。 こちらは、REVOLVERのstereo盤（PCS7009）のOne EMII Box盤のエラー盤。 ６曲目が「I GOT TO GET YOU INTO …

先日発売された「ビートルズUK盤コンプリート・ガイド」（以下ガイドと略）の反響は大きく、多くのビートルズ関係のＨＰやブログに取り上げられ、さすがビートルズのコレクターの皆さんの要求水準の高さに驚き、また納得させられました。 里葉風流さんの「競…