shadow_pmcのブログ (旧 ビートルズ徒然草)

ビートルズのレコードの重箱の隅を突っつくブログです。

最近買った本など...雑感

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①Introducing...The Beatles Record Price Guide
 以前、ご紹介した「Price Guide For The Beatles American Records / Perry Cox」(2007年)以来のアメリカ盤プライスガイド。K.O.Sさんのブログにもご紹介されてましたが、拙者も遅ればせながら入手。ニアミントの価格が紹介されていますが、アメリカ相場なのでかなり高い。日本ではアメリカ盤はあまり人気が無いので、こんな価格で買うコレクkターはいないでしょう。一番高いのは、K.O.Sさんもご紹介されている「My Bonnie」初盤レギュラー盤と「I Want To Hold Your Hand」のYMCAジャケの$30,000。「My Bonnie」は、日本でもアメリカでも最高蜂のレアリティですね。
ジャケットやレーベルの写真も多く、大きくて印刷も良いのですが、いかんせん写真は素人が撮った程度のもので、中にはピンボケの写真もあります。また市販の糊つきビニール外袋に入れたまま撮っているのは大きく減点。裏ジャケットに、糊の部分に昔あった「この糊は開閉自由です」が写り込んでいるのは、何とかして欲しかった。前述のPerry Cox本に較べれば、写真のきれいさ、情報量とも遠く及びませんが、逆にシンプルで見やすいのが特徴。Perry Cox本を持っていない人は買っても良いでしょうが、持っている人が敢えて買う必要はないでしょう。
 
 
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もう買うのはやめよう、と思いながらついつい買ってしまうこの本。5月号が20世紀のベスト・ギタリスト100、今月号がベーシストとドラマーのベスト100の特集ということで、別にレコード・コレクターズ誌がやらなくてもいいような内容。それぞれ100人選ぶということで、拙者のように60年~70年代の大物ROCKしか聞かない人間にとっては、知らないミュージシャンがいっぱい。かといって、その人の音楽に興味が持てない限り、「そんなスゴイ人なら一度聞いてみよう」とも思わないのが実情。
ビートルズ関係では、ポールがベーシストの1位とギタリストでランクイン。ジョージがギタリストでランクイン。リンゴがドラマーの2位で、ジョンはランク入りを逃してます。なにをもって「ロック/ポップスの世界に重要な影響を与えた」とするのかは難しいところ。
 
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これも、買おうか、買うまいか迷ったのですが、この第10巻で完結ということで買ってしまった。まあ、この内容なので結末がどうなるかが楽しみではあったのですが、結局、尻すぼみという印象。この手の物語は最後が難しいのでしょうね。すぐに全巻コンプリートで中古市場に大量に出回るでしょう。
 
 
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④アナログ・ミステリー・ツアー
実は、これは買おうか、買うまいか迷っている1冊。音の良しあしを聞き分け、文章で表現し、他人に伝える事は非常に難しい。想像するに著者の湯浅学氏の耳と感性による主観が全てのガイド本。レコード・コレクターズ2月号に「SGT. PEPPERSの英国モノラルのリール・テープは立体感、鮮明度、親和力、まろやかさ、力強さ、全てに溜息が出る。これまで様々なサージェント・ペパーズを聞いてきたがやっと辿り着いた」と評した著者に素直に納得できないのが、購入に踏み切れない理由。もう少し情報収集したいところ。購入された方のよきアドバイスをお待ちしております。