今年の３月末、中国の上海へ旅行する機会があり、現地駐在の方の案内で、市内の「バッタもんマーケット」、つまりいろんなブランドものやＣＤ・ＤＶＤの海賊版を売っているお店が集まっている地域へ行ってきました。
まず入ったのが、４階建ての商業ビルで、テナントはすべて海賊版を売っているお店なんだそうで、まず商品には値札は付いてません。
このようなお店での買い物には注意が必要です。スタッフが片言の日本語で話しかけてきます。聞いて初めて価格がわかります。当然本物の価格よりもかなり安い（はず）です。
しかし、ここでスタッフが言う価格は仕入れ値の４倍相当だそうです。いないとは思いますが、その言い値で買えばお店はボロ儲けです。で、ここから値引き交渉が始まります。結論から言うと、言い値の半額まで値引きさせれば、まずは成功らしいです。
次にＣＤ・ＤＶＤショップへ行きました。ビルの１階にＣＤ、２～３階にＤＶＤと、かなりの量の品ぞろえ。ＤＶＤは日本のドラマや映画が人気だそうで、１枚９元（日本円で約１２０円）。つまり２枚組だと２４０円、１０枚組でもたったの１２００円。一緒に行った人たちは大量に買い込んでおりました。
次にＣＤですが、ビートルズや大物アーティストは１枚１５元（約２００円）。
私がお土産に買ったこれは、２枚組なので４００円。本物を持っていないので比較できませんが、これだけを見るとスリップケース、ブックレット、レーベルなんかはかなり精巧な出来栄え。
高額ボックスものも充実。、ビートルズの「リマスターボックス（ステレオ、モノ）」、ジョンの「Signature Box」、ストーンズの「in the 60's コレクターズ・ボックス」や「シングル・ボックス 1971-2006」、ピンクｋ・フロイドの「Discovery Box」など所狭しと並んでおりました。
例えばビートルズの「リマスターボックス（ステレオ）」１７枚組なので３３００円程度。これらがネットオークションで出回るわけですから恐ろしい。小さな写真で真贋を見分けなければならない状況では判別困難。
もうちゃんとした所から買わないと安心しできないですね。。
