英RECORD COLLECTOR誌の「RARE RECORD PRICE GUIDE 2008」を遅ればせながら先日購入しました。
２０００年版からなんと７年ぶり！前回は街の輸入レコード屋さんで重い目をして持って帰ったことを思うと、今回はAMAZONで注文、数日で到着。楽になったもんです。相変わらず寝転んで眺めるには、腕が３０分ともたない重さ。これでは、前と同じように必要な部分だけコピーして手元においておくしかないか．．．
分厚さは同じ位ですがBEATLESに関してはカテゴリーが細分化され、ページ数も大幅増。なんとレアレーベルのカラー写真のページもある！驚いたのは、タイトル、レーベルごとに細分化されたカテゴリー分類です。「PLEASE PLEASE ME」は７th Pressingまである。とは言ってもレーベルコレクターにとっては、こんな細分化は当たり前、いやこれでもまだ不十分と言うべきものではありますが．．．
CONTRACT PRESSやMISPRESSが１つのカテゴリーに昇格。個人的には「WITH THE BEATLES」のPYE PRESSというのが新発見！探すのは大変そうだ。
昔からこのプライスガイドの類を見ていて感じていたのが、ことBEATLESに関して言えば、市場価格とはかなり乖離があるということ。１０年以上前なら日本でＵＫ盤を買う以上、その流通ルートの過程で価格が上乗せされていることは予想できたので、現地ではこの価格程度で売られていると思っていました。しかしネットオークションで個人対個人の取引が可能となった現在でもこの２００８年版プライスガイドと現実の取引価格とは開きがあると言わざるを得ないですねえ。
そもそも｢MINT VALUE｣で書いてありますが、MINTのBEATLESのオリジナル盤なんてそんなそこら中にあるものではない。この値段でMINT盤が売りに出されたら、大事件ですよね。「HELP」のＥＭＩワンマークのＭＯＮＯ盤が￡７５かあ．．．欲しいなあ。
なにはともあれ、久しぶりに買った「RARE RECORD PRICE GUIDE 2008」、新しい発見もあり、充分楽しませていただきました。
もう直ぐ、PERRY COXのアメリカ盤プライスガイドも届くはずなので、どんな新情報があるのか楽しみであります。
