「イエローサブマリンのSWATCH」と「ジョンレノンのメトロカード」の共通点はなんでしょうか?
答えられる人はかなりのビートルズ狂。
答えは、両方ともオノ・ヨーコさんによって販売差し止めの憂き目にあった悲劇のアイテムなのです。
イエローサブマリンのSWATCHは1998年ころに発売されたもので、正式には「SCUBA 200」が商品名です。潜水艦の前方下の「Yellow Sub」と書いてあるのと、潜水艦のデザインが本家の「イエローサブマリン」に似ていたからでしょうが、オノ・ヨーコさんからクレームが付きました。
次にジョンレノンのメトロカード、これは有名なアンディ・ウォーホールのアート作品。2000年に同氏の展覧会の記念として3万枚発売されました。こちらはドンズバのジョンに関する肖像権やその使用に問題があったか、すぐにオノ・ヨーコさんから販売差し止め請求が出されました。
両方とも発売した後に販売中止となったので、限られた数しか存在しません。
コレクターが色めきたったのは言うまでもなく、当時はコレクターマーケットではかなりの高額で取引されていました。
このような発売中止モノの探し方として、イエローサブマリンのSWATCHなんかはSWATCHマニアが普通に買って持っておられる可能性もあります。またメトロカードは東京の一般市民の家庭に眠っている可能性もあるわけです。もし欲しい方がおられたらネットオークションや専門店で買う前に、周りの人たちを当たってみたらいかがでしょう。
ところでこのSWATCH、翌年に発売された「Yellow Submarine
Songtrack」になんとなく色使いが似ているよう気がしませんか?特にベルトの部分。