拙者のささやかな「リマスター休暇」は今日でおしまい。ここ数ヶ月というものは、何かこの９月９日が支えとなって生活が動いていたような気がします。つらい仕事もこの日があるから、と頑張れた様な。
９日も休んで1日中リマスター盤の到着を待っていたのですが、結局届いたのは１０日の夜（待ってても届かないので待ちきれずお店に走って新たに買ってしまった、という方の気持ち、よ～く判ります）。
休み初日の１２日の朝からボチボチ聞き始めると、無性に早くレココレ１０月号が読みたくなり、まだ店頭に並んでいるか判らないにも拘らず、シトシト雨の降る中、自転車を飛ばし近くのタワレコへ。売ってました！そしてその横に「レコーディング・セッション完全版」が平積みに。ちょっと開いて見てみる。これは悩みましたね。結局、既についた勢いを止めることができずミューシックマガジン社のＣＤガイドが期待はずれだったので、これをやめて「レコーディング・セッション完全版」を買ってしましました。２０年ほど前は、この本の旧版片手に「ULTRA RARE TRAX」「UNSURPASSED MASTERS」を聞いていたものですが、今年は「完全版」片手にリマスターＣＤを聞く、、、 時代は流れております。
リマスター盤の出来に関しては、個人的には充分満足で、期待していた各ＣＤのMINI DOCUMENTRYがＮＨＫで放送されたものと同じだった、期待していたACROSS THE UNIVERSEのモノミックスがバード・ヴァージョンだった、紙ジャケＳＧＴのCUT-OUTの表面のコーティングが強い、など不満もありますが、特にモノ・ボックスは手に取るだけで楽しく、久しぶりに「良い買い物」だったと思ってます。
さて個人的にもかなり盛り上がっていたこの「０９０９０９」。
問題なのはこの盛り上がりの後をどう沈静させるか。取り敢えず今からしばらくは「完全版」でも検証しながらクールダウンしますか。
