shadow_pmcのブログ (旧 ビートルズ徒然草)

ビートルズのレコードの重箱の隅を突っつくブログです。

SGTのリールテープはマニアック!

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ビートルズのオープンリールを初めて買ったのは、このUK盤「SGT. PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND (TA-PMC 7027)」でありました。何の変哲も無いこのリール、実は知る人ぞ知るコレクターズ・アイテムです。

 

ジャケット写真をご覧ください。解かりますでしょうか?

このMichael Cooperによるジャケット写真はレコードのものより大きくトリミングされています。向かって左をご覧ください。世界ベヴィ級チャンピオンSonny Listonの右肩がほとんど写っています。またハンブルグ時代の旧友Stuart Sutcliffeが完全に写り、右には空間があります。ジャケット左側もWELCOME THE ROLLING STONESの人形が完全に写ってます。たぶん、こんな大きなトリミングで世に出たのは、オープンリールだけだと思います。

蛇足ではありますが、レコードではエンドレスで演奏されるよう内溝に刻まれた「Inner Groove」は、本テープでは日本盤のレコードがそうであったように「1回鳴って終わり」です。

これをお読みになられたら、早速レコード棚からレコードを引っ張り出し、どうぞ比べてみてください。そしてそのままレコードをターンテーブルに乗せ、聞いてみましょう。

来年は「SGT. PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND」発売40周年。

さて、どんな企画ものがでるのやら。楽しみです。